YouTubeをやるべきかどうか、正直なところ迷っていませんか。
「本業が忙しくて手が回らない」「自分が表に出るのは気恥ずかしい」「本当に意味があるのか分からない」——
この記事では、数字やノウハウだけでなく、人となりや想いがどう伝わるのかという視点から、YouTubeの本当の価値についてお話ししたいと思います。
YouTubeをやるか迷う経営者へ。結論「迷う時間」がいちばん高くつきます
「YouTubeが大事なのは分かる。でも、時間がない」
「炎上したら怖いし、何を話せばいいか分からない」
「うちはBtoBだから動画は関係ないのでは?」
こんなふうに迷っている経営者の方はとても多いです。
ただ、先に結論から言うと、YouTubeは“集客・採用・信頼づくり”を同時に進められる、いま最も費用対効果の高いツールです。
しかも広告費のように「止めた瞬間にゼロ」ではなく、動画が“資産”として残り続けるのが最大の強み。
だからこそ、迷う時間が長いほど機会損失になりやすいのです。
YouTubeは「やる会社が勝つ」ではなく「やらない会社が不利」になり始めている
YouTubeが強い理由はシンプルで、利用者が圧倒的に多いからです。
総務省の調査でも、YouTubeは幅広い年代で利用率が非常に高いことが示されています(10〜40代は9割超というデータも)。 (引用元:アディッシュプラスのSNS運用代行+1)
また、日本国内の月間YouTube利用者数は7,370万人(2024年5月時点)といった推計も紹介されています。
(引用元: コムニコ)
つまり、あなたの顧客も、見込み客も、未来の応募者も、すでにYouTubeにいます。
「見てもらう場所」をすでに相手が使っているのに、こちらが発信しない──それは、営業機会と採用機会を自ら減らしている状態に近いわけです。
YouTubeが「集客」に強い理由:検索×資産化×比較検討の土俵
● YouTubeは“動画のSNS”であり、“検索エンジン”でもある
InstagramやTikTokは流れていくスピードが速い一方、YouTubeは検索され、蓄積され、見直されるプラットフォームです。
困ったとき人は「調べる」。そして今はGoogle検索だけでなく、YouTube検索でも調べます。
さらに、YouTubeがテレビに近い到達力を持つことを示すデータもあります。Think with Googleでは、18〜49歳へのリーチがTVより高いといった指標が紹介されています。 (引用元:Google Business)
● 動画は「信頼」に直結しやすい
消費者の意思決定において、動画が強いことを示す統計も多くあります。
たとえばWyzowlの調査では、動画の品質がブランドへの信頼に影響するとする回答が高い割合で示されています。
経営者の立場で考えると、これは非常に重要です。
広告より先に「人柄」「考え方」「現場の空気」が伝わる。
結果として、問い合わせの時点で信頼が前払いされた状態を作りやすくなります。
YouTubeが「採用」に効く理由:応募前に“社風”を伝えられる
採用が難しくなっている理由のひとつは、求職者が「条件」だけでなく、
一緒に働く人の雰囲気/会社の価値観/現場の空気を重視していることです。
文章や写真だけだと、どうしても伝わりにくい。
そこでYouTubeが効きます。
- 経営者の考え方(言葉の温度感)
- スタッフの人柄(表情・話し方)
- 現場の雰囲気(リアルな空気)
これらが動画だと一気に伝わります。
結果として、応募者は安心しやすくなり、企業側もミスマッチが減ります。
YouTubeが「スタッフの人となり」に効く理由:会社の“顔”が見えるから
YouTubeが得意なのは、キラキラ演出よりもむしろ、
リアルな姿を、誠実に見せることです。
たとえば、次のような動画は強いです。
- 「社長がなぜこの事業をやっているのか」
- 「お客様にどんな価値を届けたいのか」
- 「スタッフにどんな想いで働いてほしいのか」
- 「現場の1日の流れ」
- 「お客様からよくある質問に答える」
これらは派手さがなくても、信頼を積み上げる“営業動画”になります。
そして、信頼が積み上がった状態で問い合わせが来ると、
価格競争になりにくく、成約率も上がりやすい。
つまりYouTubeは、単なる集客ツールではなく“営業効率化ツール”でもあるわけです。
よくある不安と、現実的な解決策
不安1:時間がない
→ 解決策:撮影は月1回まとめ撮り、編集は外注でOK。
経営者が全部やる必要はありません。話すべきことは「現場にある」ので、企画は一緒に作れます。
不安2:何を話せばいいか分からない
→ 解決策:よくある質問(FAQ)から始めるのが最短です。
すでに営業現場で聞かれていることは、検索でも聞かれています。
不安3:炎上が怖い
→ 解決策:最初は「意見の分かれるテーマ」ではなく、
会社の基本姿勢/仕事の流れ/お客様の役に立つ情報に絞ればOK。
炎上リスクは下げられます。
失敗しない最小スタート(30日プラン)
いきなり毎週投稿は不要です。
まずは“型”を作れば十分回ります。
Step1:テーマを3つに絞る(1日)
- お客様向け(集客)
- 求職者向け(採用)
- 会社紹介(信頼)
Step2:動画を3本だけ作る(2週間)
おすすめはこの3本です。
- 会社紹介:何の会社で、何を大事にしているか(5〜8分)
- よくある質問:料金・流れ・失敗例(8〜12分)
- スタッフ紹介:人柄と役割(5〜8分)
Step3:サイトに埋め込む(即効性アップ)
YouTube単体より、自社サイト(固定ページ)に埋め込むと強いです。
「動画→問い合わせ」導線が作れるからです。
まとめ:YouTubeは「大きく始める」より「正しく始める」が勝ち
YouTubeは、やればすぐ売上が倍になる魔法ではありません。
でも、確実に言えるのは、
- 集客の土台(検索資産)
- 採用の土台(社風の可視化)
- 信頼の土台(人となりの伝達)
この3つを、同時に積み上げられる数少ない手段だということです。
総務省の調査でも、YouTubeは幅広い年代で高い利用率が示されており、 (引用元:アディッシュプラスのSNS運用代行+1)
動画が信頼に影響するという調査結果も複数あります。
“見られる場所”がすでにあるなら、あとは最初の1本を正しく作るだけです。
制作実績(ポートフォリオ)はこちら
和心映像工房の制作実績は、こちらにまとめています。
https://kazushin.my.canva.site/dagjb1ipfr4
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