「いつかは運動しないと」
そう思いながらも、日々の仕事に追われ、体を動かすことを後回しにしていました。
動画編集中心の生活で、気づけばほとんど一日中座りっぱなし。
今年こそ何か始めよう——そう思って、最初に選んだのは ランニング でした。
🏃♂️ 最初はランニングから始めた。でも…
正直に言うと、
「運動=ランニング」
というイメージが強く、深く考えずに走り始めました。
最初の数日は、
「意外と気持ちいいな」
「これなら続けられそうだ」
そんな感覚もありました。
しかし、ランニング初心者 × 年齢 × 体の準備不足。
結果は想像以上に早く訪れました。
半月ほど続けた頃、
膝に強い違和感と痛み を感じるようになり、
ついには病院に通うことに。
医師から言われたのは、
「急に走り始めたことによる膝への負担」でした。
🩺 “続かない努力”より、“続けられる習慣”
この経験で痛感したのは、
「やる気」だけでは体はついてこない
ということ。
特に40代以降は、
✔ 関節
✔ 筋力
✔ 回復力
すべてが20代の頃とは違います。
ここで初めて、
「いきなり走る必要はないのでは?」
「もっと体に優しい方法があるのでは?」
そう考えるようになりました。
🚶♂️ そこで選んだのが、朝のウォーキング
ランニングを断念したあと、
次に選んだのが 朝のウォーキング でした。
正直、始める前はこう思っていました。
- 歩くだけで効果あるのかな?
- 運動としては弱いのでは?
- 気休め程度では?
でも、実際にやってみると、その考えはすぐに変わりました。
🌅 歩くだけで、気分と頭が整う
朝の静かな時間に外へ出て、一定のリズムで歩く。
それだけで、心が驚くほど落ち着きます。
呼吸が深くなり、
頭の中でごちゃごちゃしていた考えが、自然と整理されていく。
実はこれ、気のせいではありません。
👉 ウォーキングなどのリズム運動は、
セロトニン(精神を安定させる神経伝達物質) の分泌を促すことが分かっています。
セロトニンは、ストレス軽減や集中力向上にも関わっています。
🧠 最高の“思考整理タイム”になった
ウォーキング中は、雑念がありません。
だからこそ、
- 今日やるべきこと
- 仕事の段取り
- 動画構成のアイデア
が自然と浮かび、整理されていきます。
机に向かって考えるより、
歩きながらの方がアイデアが出る。
これは、実際に続けてみて強く感じたことです。
💪 ウォーキングは「安全で効果的」な運動
ランニングで膝を痛めた経験があったからこそ、
ウォーキングの良さがよく分かりました。
✔ 膝や腰への負担が少ない
体重の約3〜5倍の衝撃がかかるランニングに対し、
ウォーキングは負担が非常に少ない。
✔ 有酸素運動として十分な効果
アメリカ心臓協会(AHA)は、
週150分の中強度の有酸素運動(ウォーキング含む) を推奨しています。
✔ 続けやすいから、結果が出る
運動で最も大切なのは「継続」。
ウォーキングは、年齢を問わず続けやすい運動です。
📈 動画編集のパフォーマンスも変わった
朝に体を動かす習慣ができてから、
- 集中力が切れにくい
- 長時間作業でも疲れにくい
- 気持ちの切り替えが早い
といった変化を感じています。
座りっぱなしだった生活に、
“動く時間”が入っただけで、ここまで違うとは思いませんでした。
🎯 僕なりの続けるコツ
- 朝5〜7時の間に20〜40分
- 距離やスピードは気にしない
- 「今日は短めでもOK」と自分に許可する
無理をしない。
これが、ランニングで失敗したからこそ得た教訓です。
🌟 最後に
もし過去の僕と同じように、
- 運動を始めたいけど不安
- 体を壊した経験がある
- 続かなかったことがある
そんな人がいたら、声を大にして伝えたいです。
「歩くことからで、十分です。」
僕にとって朝のウォーキングは、
今年初めて「本当にやって良かった」と言える習慣になりました。
