一動画編集者として、現場から見えている“予測”

正直に言うと、
「動画の仕事って、この先も本当にあるのかな?」
そう感じたことは一度や二度ではありません。
編集ソフトは進化し、AIも出てきて、
誰でもそれなりの動画が作れる時代になりました。
それでも今、
編集の現場に立っている一人として思うことがあります。
👉 2026年以降も、動画の需要はなくならない
ただし、
👉 求められ方は大きく変わる
この記事では、
数字や業界データではなく、
「編集者として仕事をしていて感じている変化」から
2026年以降の動画需要を予測してみます。
まず結論:動画は減らない。でも“編集者の役割”は変わる
私の結論はとてもシンプルです。
- 動画の本数は今後も増える
- でも「編集するだけ」の仕事は減る
- 考える編集者は生き残る
これは不安ではなく、
むしろ自然な流れだと感じています。
① ショート動画は増える。でも“編集だけ”は求められなくなる
ここ数年、
ショート動画案件は明らかに増えました。
ただ、最近感じるのは、
- 「切ってください」
- 「テロップ入れてください」
だけの依頼は、
単価がどんどん下がっているということです。
一方で残っているのは、
- どこを切るか
- どこを残すか
- どう繋げば伝わるか
ここまで考える編集。
2026年以降、
ショート動画は“作業”ではなく“判断力”が求められる分野になると感じています。
② AIが進むほど、編集者の「考え」が見られる
正直、AIはかなり優秀です。
- カット
- テロップ
- 整音
- 自動字幕
これらは、
2026年にはほぼ誰でも扱えるようになるでしょう。
でも編集していて思うのは、
AIは「迷わない」けど「悩まない」ということ。
- 視聴者はここで飽きないか
- この間は少し溜めた方がいいか
- この言葉は残した方が人柄が出るか
こうした“迷い”や“意図”は、
今のところ人間の仕事です。
だから私は、
AIが進むほど「なぜこう編集したか」を語れる人が強くなる
と予測しています。
③ 企業も個人も「動画を持つのが普通」になる
編集者として仕事をしていると、
最近こんな相談が増えました。
- YouTubeを始めたいけど何から?
- 撮ったけどどう使えばいい?
- 続けられる形を作りたい
2026年以降は、
- 中小企業
- 個人事業主
- 店舗ビジネス
が動画を持っていない方が不自然になると思います。
このとき求められるのは、
- 動画を作る人
ではなく - 一緒に考える人
編集者が
「編集+相談役」になる流れは、
これからもっと強くなると感じています。
④ 上手さより「この人の動画だから見る」

編集していて、
再生される動画には共通点があります。
それは、
完璧ではないけど“人が見える”動画です。
- 言い直し
- 少しの間
- 素の言葉
2026年以降、
映像のクオリティ差はほぼなくなります。
だからこそ、
- 誰が話しているか
- どんな経験をしてきたか
ここがより重要になる。
編集者としては、
「削りすぎない勇気」も大切になる
と感じています。
⑤ 編集者自身が発信しているかどうか
これはあくまで私の予測ですが、
2026年以降に選ばれる編集者は、
- 編集ができる
- 自分の考えを発信している
この2つを持っている人です。
理由は単純で、
- どんな感覚の人か分かる
- 価値観が事前に伝わる
- 仕事のズレが起きにくい
自分で発信している編集者は、
それ自体がポートフォリオになります。
まとめ|2026年以降、動画は「考える人」の仕事になる
一編集者としての予測をまとめると、
- 動画は減らない
- 編集作業の価値は下がる
- 思考・判断・伴走の価値は上がる
という流れです。
だから私は、
2026年以降も動画編集は仕事になると思っています。
ただしそれは、
「編集者=作業者」から一歩出た人に限ってです。
もし今、
- この先が不安
- AIに仕事を奪われそう
そう感じているなら、
「どう編集しているか」を
言葉にしてみるところから始めてみるのも一つです。
それ自体が、
これからの編集者に必要な力だと感じています。
